少し前のお話です。
その日は少し用事があって、家に帰ってくる頃にはもう日付は変わっていました。
寝る準備をして次の日に備えようとします。
しかし暑さのせいかしばらく寝付けず、スマホを見て眠気が来るのを待っていました。
一時間ほど経ったでしょうか。
突然、ドアが大きな音でガタガタッとなりました。
誰かが侵入しようとしている。
さっと血の気が引きました。
その日は疲れていたので、鍵を閉め忘れていたことに気が付きました。
もう入ってきているのかも
今いる場所からは直接ドアを確認することはできず、方向を見ておくことしかできません。
数分そうしていましたが、何も起きないので意を決してドアのほうへ歩きます。
しかし誰もいませんでした。案の定鍵は空いたままです。
鍵を閉め、それ以上その時は何も起きぬまま、寝ようにも寝られない夜を過ごしました。
以上です。ちょっと弱いですね。
怖さは伝わらないですが、確かにその時は怖かったんですよ。